介護施設の分類について

介護老人保健施設とは?

2020年5月12日

介護老人保健施設、通称「老健(ろうけん)」と呼ばれています。

サービス内容

介護を必要とする高齢者の自立を支援して在宅への復帰を目標に心身の機能回復訓練をする公的な施設です。

  • 医師の医療的サポートや栄養管理
  • 看護師・介護士による食事・入浴などの日常サービス
  • 作業療法士や理学療法士等によるリハビリテーション

などを提供する施設です。利用者ひとりひとりの状態や目標に合わせたサービスを、専門スタッフが行い、看護師が24時間常駐しているところも多く、夜間でも安心できる体制を整えています。

対象の方は?

介護老人保健施設をご利用いただける方は、介護保険法による被保険者で要介護認定を受けた方のうち、病状が安定していて入院治療の必要がない要介護度1~5の方で、リハビリテーションを必要とされる方です。

介護老人保健施設は、常に利用者主体の質の高い介護サービスの提供を心がけ、地域に開かれた施設として、利用者のニーズにきめ細かく応える施設です。介護予防を含めた教育・啓発活動など幅広い活動を通じ、在宅ケア支援の拠点となる事を目指して、ご利用者・ご家族の皆様が、快適に自分らしい日常生活を送れるよう支援をしています。

入所には期限が。

介護老人保健施設は、在宅復帰を目標にしているため、入所期間は介護老人福祉施設と違い無期限ではなく、3か月毎に退所か入所継続の判定が行われます。

現状では特別養護老人ホームなどの入所待機所として利用している方も多いかと思います。

急性期の病気や障害で急性期病院に入院する場合退所となります。

気になる利用者の負担額は?

利用者が支払う費用は、要介護度別と居室種類別の介護報酬の10%+食費+居室種類別の居住費

お部屋のタイプは、「従来型個室」「多床室」「ユニット型個室」「ユニット型準個室」の4タイプが基本です。

介護老人保健施設は、公的な介護施設なので、入居金などの初期費用はかかりません。

しかし、食費や居住費など費用として、月額約9万~15万円ほどかかります。

低所得者に対しては所得水準に応じて、食費と居住費に3段階の減免措置があり、減免分は基礎自治体である市区町村が負担します。

世帯の医療費+介護費を合算した高額療養費に対して、世帯合算した所得水準に応じて、4段階の自己負担限度額が設定され、限度額を超える高額療養費の支払いは免除され、免除分は公的な医療保険が負担します。

老人ホームと

有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅との違い

有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅との違いは

  • 老健は公的施設、老人ホームやサ高住は民間施設
  • 要介護1~5の方を対象とした施設
  • 在宅復帰が目的のため、入居期間は3~6ヶ月と限定的
  • 主に要介護状態の方を対象にした施設病院と自宅との中間的な位置づけ
  • 医師、看護師、リハビリ専門職などの職員体制が充実している

特別養護老人ホームとの違いは

同じ公的施設の介護老人保健施設特別養護老人ホームですが、大きな違いがあります。

  • 介護老人保健施設は終身利用ではない。

治療やリハビリを行い在宅復帰を目指していきますので、ずっと老健に入所ということはできません。

特別養護老人ホーム(特養)は寝たきりなど重度の介護にも対応した生活施設であり、終身利用が可能です。

また、老健には常勤医師がみえますし、特養と比べると看護師の配置人数が多いです!

さらに理学療法士や作業療法士などのリハビリのプロとしっかり機能訓練をすることができます。

老健は在宅復帰に向けて病院から在宅に戻っていくためのステップと言えます。

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